あっしゅは泣き疲れたのか俺の胸に寄り掛かるようにしてスヤスヤと寝ていた 「…ったく…仕方のない奴だな…」 そんな口調だが土方の表情は優しさで溢れていた あっしゅを抱え歩き出す 「軽いな…ちゃんと食ってんのか…?」 あっしゅの顔を眺める 「無防備な顔をしやがって…」 一瞬だけ微笑む しかしそれも一瞬のこと 次の瞬間には 【副長】の顔になっていた