來玖さんも調度お風呂から上がり、バスタオルで髪の毛をゴシゴシしている。
「ドライヤーしないの?」と聞けば、「廻音がしてくれるならー。」と返される。
聞こえなかったフリを決め込んで、お茶碗によそったご飯と、豆腐とわかめの味噌汁を食卓に運ぶ。
「あれ?廻音ー。俺のシャツは?」
「あー。ごめん。干したままだ。」
來玖さんはいつでも泊まれるようにと、寝間着を置いたままにしている。
一日泊まるごとに、次の日には必ず洗濯する事にしていた。
夏だし特に、次来た時には気持ち良く着れるように。
一日中干したままの私のズボラを責めもしないで、
「ありがとう。いつも綺麗にしていくれて。」と他の洗濯物まで取り込んで片付けてくれる彼は、
きっと良い旦那さんになる。
「ドライヤーしないの?」と聞けば、「廻音がしてくれるならー。」と返される。
聞こえなかったフリを決め込んで、お茶碗によそったご飯と、豆腐とわかめの味噌汁を食卓に運ぶ。
「あれ?廻音ー。俺のシャツは?」
「あー。ごめん。干したままだ。」
來玖さんはいつでも泊まれるようにと、寝間着を置いたままにしている。
一日泊まるごとに、次の日には必ず洗濯する事にしていた。
夏だし特に、次来た時には気持ち良く着れるように。
一日中干したままの私のズボラを責めもしないで、
「ありがとう。いつも綺麗にしていくれて。」と他の洗濯物まで取り込んで片付けてくれる彼は、
きっと良い旦那さんになる。



