「海老だけずるい。俺も廻音につままれたい。」

「ドコをつまむんですか。」

「どこでも良いよ。廻音になら思い切りされたい。」

近付いた頬を思い切りつまんでやった。

奥歯に力を入れたような顔をして、一歩下がる。
頬には白い粉がついていた。


今度こそ観念して、シャワーを浴びに行った様だ。