嘘だろう? 「なんで……」 俺は今までの行動を思い返していた。 章弘と俺達の接点と言えば、部活の時しか考えられない。 活動中には何もないだろ? それとも、部活以外の時に……。 「だから……涼のせいだって」 俺があれこれ考えていると、再度美雪がそう言った。 ああ、もう、だーかーらー! 「俺が何したのか、分かるように説明しろよ」 もう降参するよ。 分っかんねーよ!