「あ・・・ありがとうございます」 そんなこと、言われるとは思ってなかったので、少し驚いた。 アキラさんはにっこりと微笑む。 なんかその笑顔、想像通りの王子様って感じ。 「帆香は可愛らしい方ですね・・・」 「え?」 「今日からよろしく。帆香。」 そう言って、あたしのオデコにそっとキスをした。