「ちぃ先輩、」 いきなり響いた女の声。 みればそこには 黒髪ショートの女。 中3ぐらいのソイツは 一目で同い年だと分かった。 「駅前でソレはやべぇーッスよ。 あと、ソイツ、アタシの連れなんで 勘弁してやってくださいよ」 「エリの?」 ちぃ先輩の眉がピクリと動く。