「ありえねえありえねえ、ありえなくなくないだ、おらあぁぁ!」
ぐるぐる空中旋回した後に頭突きをかます溝出だが、渉に当たる直前、不自然にも直角に曲がった。
ゴミ袋にストライクした骨が何を怒っているのか渉には分からない。
「なんでしょうか」
「『なんでしょうか』じゃねえぇっ!」
がっと飛び上がる骨。どうでもいいが、激突されたゴミ袋に穴が空いて更なる散らかりぶりを発揮していた。
「てめえ、いま、いいいいま、なんつった!」
「なんでしょうか」
「ちっげえぇ!おちょくってんのか、がきゃあぁぁ!宗教団体にてめえの住所教えるぞ、ェアーン?」
「教えても、僕が招かない限りはたどり着けませんよ」


