罪語りて所在の月を見る



「おう、いいとこに来やがったな舎弟一号っ」


「……」


衝撃的で絶句した。

視線を下へ。ゴミ袋にゴミ袋を重ねたそんなごみ溜めの中に、人骨があったのだ。


半透明のビニールの向こう、頭だけの人骨がゴミと一緒にまとめられているのだからかなりのホラーだ。骨だけに……は上手くないにしても。


ゴミ捨て場でお菊人形見る以上に『ぎょっ』としてしまったのは、やはり人骨という点があってか。怖さも兼ねて、ゴミ袋に頭蓋骨はなかなかに生々しかった。


遺棄だ、この上なく遺棄だ。


「……」


「聞いてんのか、ェアーン?舎弟の分際で見下ろしてんじゃねえよ、ボケエェ!膝ついて、丁寧に、美術品を扱うがごとく俺を救いだし、42いんちのてれびじょん様の画面を拭くがごとく、ゴミで汚れた俺をぴかぴかにしやがれ、おおぅ、焼き入れられたいんか、われぇ?」