「暴力やない、プレイどすえ」
「……、斬新ですね」
「そやねぇ。でも、こいつらが僕の手にかかりたい言うたんやから仕方がないことどすえ。両者同意のもとの行為。もしもこいつらが否定しても……、クッ、いや。僕の前で否定なんか出来ないか」
「冬月君、悪役化してますよ」
「ほんなら、友達を助けるために無我夢中で箒振るったっていう設定でええんやない」
「もう、何でもいいです……」
冬月が何かしらの処罰を受けるかもと心配したが杞憂だったか。正当防衛には行きすぎでも、見るからにワルをやっているこいつらにはいい灸だと大目に見られるかもしれない。……本当に大目に見て、だが。
まあ、もうこれでこいつらが絡むこともないかと、渉は再度お礼を言おうとして。


