「おうおうっ、大切なこと忘れてんじゃねえぞ、愚民ども!わたるんは俺の舎弟だぜっ、つまりは俺様のもんだ!わたるんにベタつきたいってんなら、一回百円だ!さっさと俺の骨貯金に百円を入れやがれえぇ!」
「石臼で砕くぞ、ザコキャラ」
「はひっ。な、なら、わたるんの右腕は俺様のもんだ!なんせ、舎弟第一号だかんなっ。俺のぴんちを救い、俺に一番にかしずき、俺の命令に絶対服従な、いわば、俺の右腕的存在だから、わたるんの右腕は俺のもんだあぁぁぁ!」
もはや、おしくらまんじゅう状態となった。
阿行が背中に、冬月が前から抱きつき、秋月が左腕を組んで、溝出が右腕に飛び付いて、と真ん中にいる渉はたまったものじゃなかった。


