罪語りて所在の月を見る



「そだよー、あっきーの言う通り!というか、ふゆっきーにはあっきーがいるのに、わたるんまで好きだなんて、うきわものだー」


「うきわ……って、浮気者やない!僕が一番に愛するのは兄さんや!確かにわたるんはんも好きやけど、一番は兄さんで……うぅ、兄さん。阿行はんがいじめるわぁ」


「ワガママ言うてるからどすえ。阿行はんの言う通りに分かち合えばええんよ。阿行はんが背中で、冬月が前でそれぞれベタベタと。あ、僕もわたるんはんの友達やから、僕はわたるんはんの左腕にベタベタしようかねぇ」


「に、兄さんがわたるんはんの左に……!な、なら、前でわたるんはんにベタつく僕の隣には兄さんもいて……あ、あぁっ、なんて天国なん!好きなものがこないに近くにあるやなんて!」