「図々しいどすえ、阿行はん。わたるんはんは僕のもんなんやから」
「えー、ふゆっきーよりも私の方がずっとずーっとわたるんにべったりなんだよ。ふゆっきーのわたるんベタベタ度合いは私より下なんだよー。後輩なんだよー。
私は先輩なんだから、後からベタベタしてきたふゆっきーは先輩に気を使うんだよー」
「いやや、先輩後輩がなんなん?阿行はんよりも僕のわたるんはん好き好き度は高いんやから、そっちこそ僕らの間に割り込まんといてー」
「むー、ふゆっきーワガママー。あ、じゃあさ、わたるんの背中は私で、ふゆっきーは前ね。くっつく時は半分こしようよ」
「せやから、わたるんはんは……」
「あきまへんえ、冬月。友達の友達もまた、ってありますさかい。阿行はんとも仲良うするんやで」


