「救いようがないわぁ、それ。『悪ぶってた』やなんて、ほんまにガキやん。
未成年でも、もうガタイええ体してんのに、いつまでも成長しないんやから、ガキ以下かもしれへんねぇ。
幼いわぁ、狭いわぁ、ちっちゃいわぁ。盗んだバイクで走り出す歳は15までやし、それ以上になってしまうと――ああ、しょうもなくショボい。
器がちっちゃい、人間としてダメで、大人になれない成長もできない、体ばっかりがでかくなって心はまだ幼いまま。悪ぶることでしか自己主張できない、将来性もない見えないお先真っ暗なその場しのぎでしか生きていけない、どうしようもない悪ガキやなぁ」
「あんま言うもんやないよ、冬月。将来性がなくてその場しのぎしか生きていけずに、ただ仲間がおったらそれでええと群れる、傷の舐め合いばっかしとる連中でも、きちんとプライドはあるんやろうし。
まあ、プライドばっか高くて、責任能力ない、弱いだけの三下魂やけど――ほんまのこと言ったら傷つくやろうし、あんま言わん方がええよ。
そんなデカイなりで泣きたいだなんて思うんは、見るからに気色悪い産物やろうしねぇ」


