罪語りて所在の月を見る



シャッターを斬ったのはなんだ。紛れもなくあの刀であり、刀とて同じ鉄だ。


丸くて太い鉄パイプが刀より“頑丈そうだ”と思ったみたいだが、その実、斬鉄剣などと言うものはある程度の刀でできることであった。


重要なのは刀の担い手。力加減、型、息づかいまで、全てが揃ったところで鉄切りなど造作もない。


鍛えぬかれていない鉄など秋月たちには恐れるに足りなかった。


「骨もなんだってんだ!ぶっ壊しゃあいいんだヨ!こっちの方が数が上ダ!」


赤信号みんなで渡れば、ではないが、骨に対する恐怖もこっちには味方がたくさんいるという状況で緩和したらしい。


心拍は高鳴ったままでも、それを恐怖ではなく武者震いだと興奮に捉えた奴らがそれぞれの武器を手にとった。