罪語りて所在の月を見る



「はっ、はっ、ハッハッ……」


呼吸は相も変わらず、しかしながら、行き過ぎて哄笑のように聞こえた。


ぷちぷちとリズム良く切れた神経に合わせるように、笑い。いつの間にか“内側から聞こえてきた声”に更に爆笑しそうになった。


涙を流しながら、顎が外れるほど大口を開けて、ひたすらに「ハッハッハッ」と地鳴りのように喉から声を出す。


「り、リーダー!」


「どうしたんですか!」


獲物前に笑うにしては、あまりにもやり過ぎた。笑いではない、ここまでくればただの奇声だ。


ただならぬことに近場にいたヤンキーがリーダーに駆け寄ろうとした時、閉まっていたシャッターが壊れた。