罪語りて所在の月を見る



――間違っていたのは、僕でした。

『それでも』だなんて、“アレ”を曖昧に見ていました。

無理に曖昧にしました。
無理矢理、曖昧にしました。

本音を言います。
楽しかったから、本当に楽しかったんです。

笑うことが話すことが誰かと一緒にいられる時間が。

僕は何も変わっていないというのに。

変えてしまったのは僕自身でした。こんな生き方がいいと、詭弁を並べてアレを曖昧にしました。


間違っていたのは、僕です。


変わっただなんて、それは僕が逃げたかっただけで――本当は変われるはずなんかないのに。


気づかせてくれてありがとう。


ありがとうございます。


おかげで僕は――