私達にも小さめのホワイトボードとペンが配られた。
「ではではさっそくゲームを始めるね」
ゲームは出された質問に対して、1人が答える。
もう1人は相手が答えるであろう答えを当てる。
一致すればポイントが入るっていう単純なゲーム。
「席が隣だからって小声で話し合ったり、カンニングしたり、とりあえず不正行為したら即最下位決定だから気を付けて!じゃぁ最初の3問は女の子が答えて、男の子が当ててね」
私が答える…斗真分かるかな。
斗真を見るとなんとも悩まし気な表情だった。
そんなに自信ないのかな…。
「と、斗真?」
「不正行為して最下位になるか…いやでも恭奈のために優勝……」
…もう放っといておこう。
「第1問!彼女の趣味は?」
私の趣味……やっぱり少女漫画を読むことだなぁ。
ってこれって趣味に入るのかな…。
入らなくて斗真と違う答えになっちゃったらどうしよう。
でもこれ以外に趣味っていうものがあんまりないし…。
「恭奈、悩むことないだろ。素直に答えればいいんだよ」
「うん!わかった」
「あれあれ?そこ話し合いしちゃってる?」
「最下位ですか!?」
喜んだ顔で聞く斗真。
ハッ…まさかこれが狙いだったの!?
まだ最下位狙おうと思ってただなんて…!!
「は、話し合ってなんかないです!!」
「ははは。わかってるわかってる。冗談で聞いてみただけだよ」
「そうですか…良かった」
「えー残念」
「斗真」
「えっじょ、冗談だって。睨むなよ…」
絶対冗談じゃないよね。

