よく見てみると皆、制服が同じ。
月桜の制服だ。
だから私と斗真だけ他校。
「俺は麻倉斗真です」
「私は高橋恭奈です」
「それじゃ意気込みをどうぞ!」
「優勝する気しかないです。な、恭奈」
「うん。頑張ろうね」
「中々いい意気込みだね」
笹島さんはもう一度前へと戻ると、ホワイトボードを出した。
そこにはそれぞれのチームの名前が書かれてある。
ゲームをしてそこにポイントを書いていくみたいだ。
最後にポイントが一番多かったチームの優勝。
「因みに優勝者には素敵なプレゼントを用意してるよ。そして最下位にも素敵なプレゼントがあるんだ」
「最下位なのに素敵なプレゼントなんてあるのか?」
兄妹チームの叶くんが質問すると、笹島さんはにっこりと笑いながらカメラを手にとった。
「キス写真を撮ってプレゼント」
「…は?」
「これで仲が深まるね♪」
「いや待ておかしい。よく考えろ、おかしいだろ」
「そうですよ!」
訴える叶くんと真結ちゃん。

