「「あーやーちゃーん!連れて来たよー!」」
「お疲れ様、双子ちゃん♪じゃ、双子ちゃんも座ってくれる?」
「「はーい」」
連れてこられた教室には11人いて、すでに9人は席に着いていた。
状況はわからないけど、私達も座るべき?
斗真もそう思ったのか、一緒に席に着いた。
「じゃ司会のバトンタッチでしんくんお願いね♪」
「りょうかーい」
マイクを持っていた美人さんはこれまた美男さんにマイクを渡し、男の子の隣に座った。
「笹島慎二と言います。これから行うゲームについて説明させてもらいます」
「ゲーム?」
私達の連れてこられた場所は新聞部の部室だったらしい。
兄妹、姉弟、双子、友達、カップル。
それぞれ男女1組のチームでゲームをする。
どの組がよりお互いの事を知っているのか調べて来月の新聞の記事にしたいんだとか。
そして私達はカップルとして連れてこられたみたい。
「まず兄妹チームは櫻田叶くんと真結ちゃん。意気込みをどうぞ」
「妹の事には一切興味ないです」
「私もお兄ちゃんの事には一切興味ないです」
「えーと…頑張って欲しいです」
ゲームの趣旨としてこの兄妹で大丈夫なのかな…。

