喧嘩は
あき兄ぃの圧勝だ。
総長も殴り倒して
あき兄ぃが
あたしの元に来た。
暁「ゴメンな怖い思いさせて」
そっと頭を撫でながら
微笑む。
琉伊『ううん…あたしも…ゴメンっなさ…ぃ…言い付け…破っ…て』
暁「もう良い無事なら」
琉伊『あき…兄ぃ……』
ぎゅうっと
抱き着く
暁「よしよし。さっ帰ろ」
琉伊『うん!!!』
あたしは安心
しきっていたんだ。
お父さんに散々
隙を見せるな
って言われてたのに。
ガチャ…。
なんの音??
暁「琉伊??」
フと後ろを向くと
もうすぐ傍に
相手の総長が
あたしに向かって
走ってきた。
その手には
ナイフを持って。
総長「一緒にいられねぇなら…死ねぇぇえええ!!!!!!」


