翌日。


昨日の今日で
行動を起こすのは早いかな

んー…まぁいいか




琉伊『なぁ父さん母さん』



父「なんだ??」



母「なにかしら??」



琉伊『頼む。何も聞かずに高校に休学届を出してほしいんだ』



父「それは学校を休んでまで成し遂げねぇといけねぇものなのか??」



いつもの
父さんじゃなくて


真剣にあたしの
言葉に意見に耳を傾けてくれる。


組でもそうだ。
下っ端の意見でも

幹部の意見でも平等に
聞いてくれる。


そんな親父に
皆がついていくんだ。



琉伊『あぁ。何よりも大事なんだ』



父「分かった。あまり無茶するな」



琉伊『…ありがとう。』



普段は絶対言わないけど親父には
感謝してる。



琉伊『あと…当分の間。あのマンション借りていい??』



父「分かった。ただ連絡はよこせ」



琉伊『うん。』




コレであいつに
専念できる。



もうあんな思いしたくない。