流石に甘えすぎじゃない?ていうか、この状況じゃ寝るに寝れないじゃん。 『分かった。寝ない。だから力緩めて?』 徐々に圧迫されるカラダ。何気に苦しいから…。 「……」 『そーいえばさ?』 重苦しい空気を取り払うように話題を変えた。 その空気に耐えられない。あたしが。 『みんなどこ行ったの?倉庫にもいないし』 あたしがここに来たとき、部屋には爆睡した唯兎しかいなかった。 下っぱくんたちは居たけどね。 「さぁ?…どっか行ってんじゃねぇ…?」 『…どっか行ってなかったらここに居るでしょ』