『……何で泣いてんの?お前が望んだことだろ』 意味分かんねぇ、って顔をすれば女はあたしをじっと見つめた。 ………なに。 「あたっし…っ血…が……っきらいで……っ」 ………知るか。てめぇがやったんだろうが。 はぁ…と小さく溜め息をついて、あたしは服の裾を破いた。 『ん』 「えっ…?」 布を女の前に突き出すと女は不思議そうに首を傾げた。 『チッ…。それ、右手に巻くだけいいからやってくんね?』 「あっ」 理解した女はわたわたしながらあたしの右手に布を巻いてくれた。 …結構綺麗。