琉樹と春架の視線を感じながら、パソコンに集中した。


何ですぐに潰しに行かないかっていうと、まぁ準備とかいろいろあるし。


その前に、あたしらに手を出した事を後悔させる為にジワジワと奴らを追い詰める作戦だ。


さぞ恐怖を味わう事になるだろうなぁ。今までに感じた事のない、恐怖だ…。




『よし…。準備は整った。後は土曜になるのを待つだけだ』

「おおっ!」

「で、その準備って何?」




ニヒルに笑って、タバコに火を点けた。




『教えるワケねーだろ。土曜を楽しみに待ってな』

「え!?なんだそれ!」

「こえ~…。爆弾でも使う気か?」




冗談で言った春架に、あたしはにやっと笑った。


すると、だんだんと表情が青ざめてくる。