『まっ、そん時は逃げるが勝ちっしょ』 「……四方に散れってか」 『かもな?もしもの時、合図すっから走れよ?』 メンバーはみんな頷き、あたしの背後を睨んだ。 「おい…」 「あ?」 「…なんだてめぇら?」 …ははっ、この光景懐かしいな? 最初、春架たちは唯兎たちを毛嫌いしてたのにな? 人生ってホント……。 『…何があるかわかんねぇな?』 ニヤリと口の端を吊り上げ、振り向いた。 『なんだ?…ココは俺らのシマだが?』 「…は?」