まぁそれは置いといて。アイツだけ部屋でのうのうと寝てやがんのか? あたしも眠いっつーのに? 「それよりさぁ?もうすぐテストじゃねぇ?」 龍希の何気ない言葉に、向日葵や双子が反応した。 「ああ…もうそんな時期か?」 「唯兎?今回のテストどーすんだ?」 話を振られた唯兎はアクビを溢しながら「知らねぇよ…」と呟いた。 寝ぼけてる…かわいい……っておい。 ガラじゃねぇ事思ってんじゃねーよ自分…。