恋いの日記帳

やっぱり他のクラスって入りずらいなぁ


ウロウロしていたらタイミングよく智君がでてきた


「あ、あのっ」


「あ、鈴村の彼女」


「彼女じゃないデス」


「どうしたのー?」


人懐っこい笑顔でパンをくわえながら近づいてきた


鈴村の彼女……鈴村君好きな人いるのかなぁ?


「鈴村君いますか?」


「鈴村なバタンキュー」

「ば?バタンキュー?」

眉を八の字にして寂しそうにいう。


「そうバタンキュー、風邪こじらしてダウンしてる今3日め」


……しらなかった
鈴村君大丈夫かなっ


「ありがとう」


「いーえ、じゃあ」


といって智君は教室に帰っていった