「我々吸血鬼は言わば恐怖の塊。全身に恐怖の心が廻った時、我々は姿を変え、自分を保とうとする。






しかしそれだけでは駄目、先ず歩くことさえ出来ない。そこで我々吸血鬼が選んだのが」






「人間の血?」






「そう、人間が恐怖に駆られる時の血。これは我々吸血鬼には最高の燃料になった」