すると月島はすぐに口を開いた


「実は昨日彼女、...」


〜昨日〜


「紫さん、もう今日は帰りますよ?」


「...、」


と黙って窓越しに正門を見つめる彼女


「はぁぁ、今日はもう架クンは来ませんよ?」


「...、」


また無視


「もう僕は帰りますからね?」


「...、」