朝の吸血鬼(編集中)

「はぁぁ...、」


また溜め息


「何か文句ある?」


「いや」


そうか、こいつは普通の女子大生なのか


「何よ?、何か面白いことでもあるの?」


「別に」


雨がまだ強い


駅まであと少し


彼女は途中で曲がって行った


「なんだ、あいつは普通なんだな」


それがもう始まりだった