朝の吸血鬼(編集中)

「おい、」


正門の端に背をもたれて、顔を下に下げて立っていた彼女が、ふっと寝ていたかのように顔を上げた


「お前、何やってんだ?」

「・・・・・・、」


珍しく言葉が出ないらしい

こんな春の雨の中、もう少しで下着が透けて見えそうって言う


そんなエッチな想像はしていられない