あたしの顔が熱くなりかけた時

「……あれ…」
「おでましだな」

幽霊騒動の女生徒が
立っていた
だけどキョロキョロと
何かを探しているみたいだった

「お探しものはこれですか?」

あのロボットを手に持ち
幽霊に話しかけた望月君

「……っ!!」

びくりと肩をすくめ
こちらを見た幽霊は
何かを躊躇った後走り出した