満月の兎


「しょうがないな
ほら、手ぇ貸せ」

グイッと引っ張りあたしを
立たせる望月君

「ありがと
って………………」

あたしの手を握ったまま
歩き出す望月君

「あのー…」
「また転んでも良いなら離すけど」
「やっ!
そのままでっ!!」


転ぶのは嫌なので
夜目の効く望月君に
連れて行って貰う形になった