バキッ!!!!!

「へっ?」

後ろを振り返ると有馬さんが
シャーペンを折っていた

「有馬さんっ!?
だ、大丈夫ですかっ!!」

慌てて駆け寄ると有馬さんはお綺麗な顔に不吉な笑みをたたえた

「…っふ!
ふふふふっ!!ハハハハハっ!!」
「あ、有馬…さん…?」

引きつる楓香と壊れた桔平をみて
純(瀬戸)は溜め息をついた

「あーーーー…
見事なキレぷっりだね…」
「キ、キレ…っ?」