まぁでも後ちょっとだし…

溜まったプリントはほとんど片付き
後二枚だった。


* * *

「終わったー!!」

シャーペンを机に置きプリントを順番に並べる。

はぁ…。やっと帰れる…。

時刻は6時まだ薄明るい空を眺めプリントを持ち生徒会室に向かった。




コンコンッ!


「…あの一年の野々原楓香です。
失礼します。」

扉を開け楓香は中を見る

「あぁ野々原ちゃん?
先生から聞いてるよー
ありがとー」

奥から少し小柄な方が出てきた
確か…

「瀬戸先輩ですよね?」