………返事がない
でも居るって言ってたし……
「瀬戸先輩たちの声もしない……」
そろりとドアを開け中を覗く
うぅっ!!これで中にいたらまた嫌み言われるっ!!
「か、会長ー…?」
オレンジ色の夕焼けに照らされた真剣な顔で
ペンを走らせる彼が居た
「……………」
あたし邪魔かな?
ゆっくりと一夜に近づき止まる
「……瀬戸先輩?
居るならそこのプリント取って下さい」
「………えっと……
これかな…?」
「ありがと……ん?
女の声??」
「あはっww
あたしなんだよね
えへへっ」
「…………………………………………………………………………はぁ!?」