満月の兎


なんか答えて、って言われても…

そうしてる間にも間合いは詰まって

トンッ

「あっ!」

後ろがひんやりと冷たくなっていく

「なぁ…教えて?」

岩に手を伸ばしあたしが逃げないようにするうえ
顔も近づけてくる

「……好きって勘違いする」

耳元に甘く甘く囁かれた

『勘違いして良いの?』って……