満月の兎


「……」
「………」

結局あたしが折れて真剣に線香花火を見つめる

「…ん…」

なんかそろそろ落ちる気が…

ポトッ

「あー…」

勝負に負けたのはあたしで
残念、と望月君を見ればまだ真剣に花火をしていた