満月の兎


振り返れば眉間に皺を寄せ
かける君を睨む望月君が

「望月君?」
「…あっと、わりぃ。何?」
「…。線香花火しよっ♪」
「ふーん。どっちが保つか勝負な」

あたしの手から線香花火を取り
火を点ける望月君

「あたし苦手なんだけど…」
「線香花火が?」
「違うよっ!!なんかそうゆう勝負みたいなのが」
「良いじゃん。何も気にしなくて」