満月の兎

「洋汰先輩喰らえっ!!」
「ぎゃぁっ!?危ないだろっ!?」

滝本君が繰り出した花火の攻撃を
間一髪で洋汰君が避けた

「ふふっ♪
元気だね」
「あの速さで仕事片付けてくれたらな」
「今は仕事から離れたらどうですか?会長」
「楽しんでるよ…ちゃんと」

プィッと顔を逸らし滝本君達の方を見る望月君

「…楽しいね。」
「ん?…あぁ。来て良かったか?」
「勿論、こんなに楽しくなるなんて思わなかった」
「それはそれは…良かったな」

ぽんと頭に望月君の手が乗った
あたしより一回りも大きい手が
優しく優しく頭を撫でてくれた