満月の兎


「まぁ…んんっ」

望月君が咳払いをした

「生徒会、夏休み来れるかな?」
「……あっ、はい」

期待したあたしが馬鹿だったよ…


「…早めに仕事が片付いたら……」

グイッと耳元に望月君の口が寄った