満月の兎


諦めて帰ろうかと歩いていると
前方からしょう君が走ってきた

「あれ?しょう君??」
「いや、翔(かける)だから」
「あっ、ごめんね」
「いいよ。慣れてる
それより、大丈夫??」
「えっ……何が…?」
「いや…帰って来ないから……」

心配になって、とかける君は頭を掻く

「あっ…」

しょう君があたしに出した問題を思い出した