ドーーーーーンッ!!

「ちょっ、ののちゃんっ!?」
「……平気です…」
「……そう?」

昨日のことがグルグルとまわる
本を重ねて元の場所に戻す

「……」

ドーーーーーンッ!!

バサバサと本が落ちる

「お前熱あるんじゃない?」

ソッとおでこに当たるのは望月君の手

パシーンッ!!
「やっ!!」

無意識に払ったのは彼の手