ドサッ!!!!!!


「………………」

何これ??

あたしの目の前には
昨日とは別人のように無愛想(ぶあいそう)な彼が立っていた

「おはよ……。
えっと…野々宮さん?」
「………野々原です。」
「あぁ野々原さん……。
ごめんね
名前覚えられなくて……」

済(す)まなさそうに彼は頭を下げた
昨日のは夢だったのか、と思うくらいに

「いやいや、いいよ
別に」
「えっ……?そう?
あっ、後これ瀬戸先輩から」

ポンッと渡されたのは小さな手紙



瀬戸先輩から????????