あの日から先輩と会うのが気まずい…


なのに………二人っきりになっちゃった……

重苦しい沈黙を壊したのは先輩で

「僕は困らせただけ…みたいだね」
「ちがっ!」
「いいんだ。気にしないで」
「せんぱい……」

あたし泣きそう……
最近泣いてばっかじゃん……

「……僕ね、笑ったののちゃんが好きなんだ」

あたしが泣きそうな顔をするから先輩は少し俯きながら笑う
あたしを安心させるために