満月の兎


怒られた彼は
ふてくされながら席に戻った

「……もー
油断も隙も無いね」
「何か言いました??」
「いや、なにも言って無いよ」
「そうですか?」

先輩が笑いながら前を見るから
あたしもつられて前を見る

「………何だよ」
「なにもww」
「なにも無いですっ!!」

望月君にギロリとにらまれた(特にあたしを睨みつけてる)ため
慌てて視線を逸らして

ちらりと彼をみた