満月の兎



「触んないで変態
あぁ…あたしの手が…」

汚いものに触られ手が汚れた気分だ

「楓香どこか怪我したのかい?
兄さんが舐めてあげよう」
「キモイっ!!」

バシィッと頭を叩いて手を解いた

「…冗談なのに…」
「言って良いことと
悪いことがあるのっ!!」

少し頭を叩いたことに申し訳なくなった