満月の兎



そうこうしてる間に
女生徒はかなり前方を走っていた

「はぁ……
流石にしんどいな」
「……ごめんなさい」

望月君の息切れが目立った

「大丈夫?
降りようか?」
「男は根性、だろ?」

ヘラッと笑ってあたしを
抱き直してくれた

変なところで優しいんだから…