逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜





視線を横に動かせば修の耳が見える。





その耳はすごく真っ赤で。




照れてる・・・。




絶対顔も真っ赤なんだろうなぁ、


なんて微笑ましい気分になった。




いや、でも笑ってなんかいられないな・・・!




だって羽美にライバル出現なわけで・・・。





いや、もしかしたら羽美という可能性も・・・!?




いや、じゃあ何で私を抱きしめてるの・・・?




何がしたいの?




そんなに私が弱っているように見えるのかなぁ・・・。




ムム、と眉をよせる私。




すると修の息を吐く音が聞こえた。




「・・・いいか。



一回しか言わねぇかんな・・・!」




すると修は私を離し、


肩をガッと掴んで見つめてくる。





予想通り、ううん、予想以上に修の顔は真っ赤だった。




私もつられて赤面しちゃう。




誰だろう。





修の好きな子。




羽美だったら私も嬉しいなぁ。





そうだったら両想いだもんね。





なんだかバクバクする。




こんなに人の恋バナで緊張したのは初めてだ。





それだけ、私が羽美の恋愛に親身・・・というか、



自分に当て嵌めているからなのかな・・・?





修の喉がごくんと動く。




言う、そう思った。




「俺が好きなのは・・・




お、・・・あー・・・っと・・・



みっ・・・!






やっぱ無理だぁぁああああっ」





ガッ、と私から顔を背ける修。




廊下にエコーとして修の声が残った。




ガク、私はそんな風にずっこけた。




ちょ、私の緊張返してよ・・・。




私は眉を潜めた。





修は私から顔を背けながらブツブツ何か言っている。




そして数秒してから。




「っ・・・し」




修がうん、と一人頷いた。




そして私を見た。




私と修の目線と目線が絡む。




修の顔はまだすごく赤くて。




そしてすぐに口を開いて言葉を放った。





「俺が好きなのは美里だ・・・!」




修はそう叫ぶような大きな声で言った。




またもやこの声がエコーとなる。




へー、そうなんだ・・・。





って、ん?



・・・へ?




私は目を見開いた。




修は少しカタカタ震えて唇をギュッと噛み締めている。




・・・今、何て言った・・・?




み、り・・・。




美里・・・?




「え、私・・・?」