今度は何をし始めるか不安で。


 相変わらず、東京湾には北へと向かう船があったようだ。


 積荷検査は順次していた。


 またブツが向こうの国に行くのだけは恐れていて。


 組対も大変だ。


 警察でも裏方で、しっかりと働かされていた。


 基本的に全ては倉田五課長の指示の元で、だったが……。


 危ない仕事である以上、勝手な行動は絶対出来ないのだし……。